医療開業


セコムの新規事業を選ぶ基準

先日のカンブリア宮殿は、セコム。 今や、警備を超えて、いろいろな業界に新規参入を行っているが、新規事業を選ぶ基準があるという。 1.世の中の役に立つこと。 2.他の企業がやっていないこと。 3.セコムであれば、もっと上手くやれること。 これを見て、実に納得。新規事業はこうあるべき。 世の中には、数え切れないほどのビジネスがあり、数え切れないほどのチャンスがある。 成功している企業ほど、おいしい話が舞い込んでくる。 しかし、世の中は皆が努力しているのであり、おいしい話には必ず強大な競争相手が現れる。 「他がしていない」は、戦わずして勝つことであり、 「自分がやればもっと良いものを提供できる」は、勝ち易きに勝つことであり、 いずれも、競争の法則である竹田ランチェスターの理論に一致する。 難しいことは、「他がしていない」ことほど、ビジネスにするのに困難が伴うということだ。 しかし、困難があればあるほど、他社に対する参入障壁が大きいというメリットが同時に生まれる。 また、「世の中に役立つこと」は当然のように思うが、これにも難しい面はある。「世の中に役立つ」と思い込んで、必要も無い事業を行うことも多いからだ。 ただ、私たち弱者が唯一セコムを真似してはいけない面がある。 それは「本業非関連の多角化」だ。 弱者は慎重に本業と同じ顧客層や本業の技術が活かせるビジネスを選ばなければならない。 警備事業で、安定的な収入を得ることによって豊富な資金投資のできるセコムとの違いはここにある。 PS. とは言えど、セコムは「安全産業」をキーワードとして、その選択を行っている。警備が財産を守るとすれば、次の柱の医療は人の命を守るものであると。